競馬のルール
レースのクラス
中央競馬のレースは馬の年齢と収得賞金額によって、8つのクラスに分けられます。底辺のクラスが新馬(未出走)・未勝利のクラスで、500万円以下、1000万円以下、1600万円以下、オープン特別、GⅢ、GⅡ、GⅠの順にクラスが上がっていきます。
最初は新馬戦からスタートして、基本的に1勝すればクラスが1つ昇格する仕組みとなっています。1600万円以下までのクラスを条件戦、オープン特別からのクラスをオープン競走と呼び、どの馬もオープンクラスの仲間入りを果たすことが最初の目標となるでしょう。
そして「G(グレード)」のつく重賞レースで勝利することができれば、一目置かれる存在となるわけです。レースの最高峰であるGⅠは現在1年間に24レース(障害競走は含まない)あり、最大の目標はこのクラスで勝利することになります。
しかし出走資格が厳しいため、オープン馬でも出走することさえできない馬が大勢います。中央競馬で頂点を極めるというのは、それほど大変なのです。
地方競馬も馬の年齢や収得賞金額などでクラス編成がされますが、その編成方法は「番組賞金」という特殊な値で決定されるため少々複雑です。基本は「2歳」、「3歳」、「一般」に分けられ、一般からはC、B、Aのクラスがあります。
さらにC3、C2、C1、B3、B2、B1、A3、A2、A1と分ける競馬場も多く、競馬場によっては「3歳C1」や「4歳」まで分けます。また中央と地方が交流競走をおこなう重賞レース、「ダートグレード競走」はG3、G2、G1の3つに格付けされています。
レースの距離や種類
レースの距離は1600m以下の短距離、1700〜2400mの中距離、2500m以上の長距離に分けられます。馬は成長するほど適正距離が分かってくるので、4歳ぐらいから得意な距離のレースを中心に出走するようになります。
コースは芝生が敷かれた芝コースと、砂が敷かれたダートコースの2種類あります。地方競馬では盛岡競馬場以外の競馬場すべてが、ダートコースのみの実施となっています。芝コースはスピードがある馬が得意とし、ダートコースはパワーのある馬が得意とします。
レースの種類は中央競馬で平地と障害があり、地方競馬で平地とばんえいがあります。障害はコース上に設けられた竹柵や水濠などの障害を飛び越えて競走するレースで、ばんえいは鉄製のソリをひいてコブのような小さな山を2つ乗り越えながら競走するレースです。
限定戦や負担重量とは
出走可能な馬が制限されるレースを限定戦といい、牝馬のみ出走できる牝馬限定戦や、父が日本生まれの馬のみ出走できる父内国産馬戦などがあります。
またレースでは決められた負担重量を背負わなければならず、その負担重量はレースによって異なります。年齢差や能力による実力差を軽減するものなので、レースの条件によりますが基本的に年齢を重ねた古馬や好成績の馬は負担重量が重くなりやすいです。


